【ピアノ基礎講座】3.ト音記号・ヘ音記号について

こんにちは、アンディです!

 

今回は、

ト音記号ヘ音記号について

お話ししますね。

 

前回は、

「音符・休符の読み方」についてご説明しましたが、

楽譜を読むうえで、下のような記号を目にしたと思います。

 

ピアノ教室05_02     ピアノ教室05_03

こちらの記号について、今回は説明したいと思います!

 

1.ト音・ヘ音記号について

 

ト音記号

ピアノ教室05_02

ト音記号は、高音部の楽譜を表しています。

右手の譜面に使われることが多いです!

そもそも、「ト音」とは何かについてお話します。

「ト音」とは、日本語の音名「ハニホヘトイロハ」の中の「ト」のことで、

イタリア語の音名「ドレミファソラシド」の中の「ソ」と対応しています。

つまり、「ト音」というのは、ドレミでいう「ソ」の音を指しているのです!

【中高校生のための音楽理論】読めばきっとわかる!元音楽教師が解説するドレミの読み方① | nickの頭の中

ト音記号下図の第2線(水色)から書き始めるので、

ここが「ソ」にあたります。

この「ソ」の位置が基準となります!

 

ヘ音記号

ピアノ教室05_03

 

ヘ音記号は、低音部の楽譜を表しています。

左手の譜面に使われることが多いです!

 

「ト音」と同じく、「ヘ音」も理由があってこのような名前になっているのですが、

察しが良い方はもうわかってると思います!(笑)

「ヘ音」というのは、

日本語の音名「ハニホヘトイロハ」の中の「へ」のことで、

イタリア語の音名「ドレミファソラシド」の中の「ファ」と対応しています。

つまり、「ヘ音」というのは、ドレミでいう「ファ」の音を指しているのです!

【中高校生のための音楽理論】読めばきっとわかる!元音楽教師が解説するドレミの読み方① | nickの頭の中

 

ヘ音記号下図の第4線から書き始めるので、

ここが「ファ」にあたります。

この「ファ」の位置が基準となりますので、

これさえ覚えていれば、必ず楽譜が読めるわけです!

 

まとめると、以下の通りです!

ト音記号

高音部の楽譜に使われる=右手の楽譜でよくでてくる

・「ト音」=「ソ」の音

「ソ」の音が基準となるので、

 その位置(第2線=下から2番目の線)さえ覚えていれば読める!

ヘ音記号

低音の楽譜に使われる=左手の楽譜でよくでてくる

・「ヘ音」=「ファ」の音

「ファ」の音が基準となるので、

 その位置(第4線=上から2番目の線)さえ覚えていれば読める!

 

これだけ押さえておけば、

楽譜が読めないということはないはずですので、

ぜひ、頑張って慣れていきましょう♬

 

 

<参考>ト音・ヘ音記号の対応図

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