【ピアノ基礎講座】3.ト音記号・ヘ音記号について
こんにちは、アンディです!
今回は、
お話ししますね。
前回は、
「音符・休符の読み方」についてご説明しましたが、
楽譜を読むうえで、下のような記号を目にしたと思います。
こちらの記号について、今回は説明したいと思います!
1.ト音・ヘ音記号について
①ト音記号
ト音記号は、高音部の楽譜を表しています。
⇒右手の譜面に使われることが多いです!
そもそも、「ト音」とは何かについてお話します。
「ト音」とは、日本語の音名「ハニホヘトイロハ」の中の「ト」のことで、
イタリア語の音名「ドレミファソラシド」の中の「ソ」と対応しています。
つまり、「ト音」というのは、ドレミでいう「ソ」の音を指しているのです!
ト音記号は下図の第2線(水色)から書き始めるので、
ここが「ソ」にあたります。
この「ソ」の位置が基準となります!
②ヘ音記号
ヘ音記号は、低音部の楽譜を表しています。
⇒左手の譜面に使われることが多いです!
「ト音」と同じく、「ヘ音」も理由があってこのような名前になっているのですが、
察しが良い方はもうわかってると思います!(笑)
「ヘ音」というのは、
日本語の音名「ハニホヘトイロハ」の中の「へ」のことで、
イタリア語の音名「ドレミファソラシド」の中の「ファ」と対応しています。
つまり、「ヘ音」というのは、ドレミでいう「ファ」の音を指しているのです!
ヘ音記号は下図の第4線から書き始めるので、
ここが「ファ」にあたります。
この「ファ」の位置が基準となりますので、
これさえ覚えていれば、必ず楽譜が読めるわけです!
まとめると、以下の通りです!
①ト音記号
・高音部の楽譜に使われる=右手の楽譜でよくでてくる
・「ト音」=「ソ」の音
⇒「ソ」の音が基準となるので、
その位置(第2線=下から2番目の線)さえ覚えていれば読める!
②ヘ音記号
・低音部の楽譜に使われる=左手の楽譜でよくでてくる
・「ヘ音」=「ファ」の音
⇒「ファ」の音が基準となるので、
その位置(第4線=上から2番目の線)さえ覚えていれば読める!
これだけ押さえておけば、
楽譜が読めないということはないはずですので、
ぜひ、頑張って慣れていきましょう♬
<参考>ト音・ヘ音記号の対応図